連日の猛暑は、わたしたち人間だけでなく、お庭の植物にも大きな負担を与えます。
今回のトピックスは、夏季における、お庭の庭木(植栽・植木)の水やりについての内容です。
特に、今年のように、毎日猛暑の日が続くとき、お庭の庭木(植栽・植木)には、どのように水を与えれば良いのでしょうか。
これは、よくお客様からも質問を受けます。
庭木(植栽・植木)
朝は、できれば早い時間帯の水やりが良いです。
気温でいうと、28度くらいまでの時間帯がベストです。
その際には、葉には水を掛けず、木の根元部分に十分な量の水を与えます。
葉に掛けてしまうと、その後、気温が上がり太陽光を直接浴びる際に、水滴がレンズのように作用し、太陽光によって葉を痛めてしまうからです。
夕方は、ホース内などのお湯になった水は避け、水を与えましょう。
夕方は次第に気温が下がっていくので、気温が30度を超えていても大丈夫です。
また、葉に直接、水を掛けても大丈夫です。
鉢物
特に、鉢物には、まめな水やりが必要です。
夏場、庭に植えられた植栽より、土が乾燥しやすいからです。
また、コンクリート地面にじかに置くことは避けましょう。
太陽光でコンクリートが暑くなり、鉢物にも影響を与えるからです。
コンクリート地面に鉢物を置く際は、コンクリートと鉢物の間にスペーサーや鉢置きなどによって、空間を確保することが重要です。