ピークを過ぎ、少しずつハラハラと散り始めたモッコウバラですが、
その一方で、シャクヤクの豪奢な花が開花の時期を迎えています。
よーく見ると、まだ固い蕾にアリが乗っているのがわかりますか?
シャクヤクの蕾には蜜腺があって、そこから甘?い密を出しています。
その密に誘われたアリたちが、こうしてやって来るのです。
こんなにアリに集まられて、シャクヤクは大丈夫?と思いきや、
・・・実はこのアリ、アブラムシからシャクヤクを守っているんです。
密を与える代わりに守ってもらうなんて、植物の生きるための知恵
に感心です。
知恵を使い、周りの生き物と共に生きる植物の姿。
見習いたいものです。