和と洋が上手くマッチした庭
和風の庭とバーベキュー炉が欲しいというご要望でした。家を建てた当時に植えた大切な植木は移植をして場所を変えることにより、
思い出もそのままに新しい表情へと生まれ変わりました。
バーベキュー炉の横には、高さのあるオリジナルの流し台も設置し、使いやすいよう工夫しました。
手前のシンボルツリーと奥の高木の根元にライトを設置したので、夜はライトアップした庭を楽しむことができます。
土留にした瓦が、和風の庭に遊び心を添えています。
石灯籠や踏み石を用いた落ち着いた和の空間と、芝生やタイルを用いた家族で楽しむ洋の空間が出来上がりました。
素材の違いを活かした空間
オールシーズン使えるバーベキュー炉
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耐火レンガを積み上げたバーベキュー炉です。オフシーズンには炉の部分に板を取り付ける事が出来るので、置き台にもなり便利です。
写真の奥には、オリジナルの流し台があります。素材をバーベキュー炉と同じにし、統一感があるようにしました。
高さを持たせた流し台は立って洗い物が出来るので、バーベキューの際にとても重宝です。
食事スペースの床は、汚れても気軽に洗えるようタイル貼りにしました。
和風の庭には、乱型石や自然の形の石を使い、洋風の庭には四角のテラコッタタイルを使うことで、和風と洋風を柔らかく仕切っています。
また、和風の庭は木に高低差を付けたり、土を盛ったりして立体感を出し、洋風の庭は芝生とタイルで平面的に仕上げました。
奥行きのある和風の庭と、開放感のある洋風の庭をつなぐ位置に、シンボルツリーを植えました。
春にはシンボルツリーの新緑が、冬には常緑樹の深緑が映える庭になりました。