1階のリビングから見るウッドデッキや、2階の寝室から見るベランダが、殺風景だと思ったことはありませんか?
ウッドデッキやコンクリートのベランダなどの土のない所でも、鉢植えを上手に使えば、こんなおしゃれな空間ができあがります。
1階のウッドデッキには、様々の種類の植物を植えた鉢を置きました。
1階は2階に比べると、植物の管理がしやすいので、1年草の花や観葉植物を植えました。
背の低い植物には、足がついた鉢を、葉のボリュームがある植物には存在感のある鉢を・・というように、
植木の種類に合わせ、鉢の色や形を選びました。素焼きの鉢や色味を抑えたものを選ぶと、ナチュラルな感じになります。
鉢の形だけでも、全体のイメージが変わることがよくわかります。
2階から、1階のウッドデッキを眺めることができます。
ウッドデッキの鉢植えは、1階から見ても2階から見ても、自然に見えるように配置しました。
丸や四角の植木鉢が、楽しげで素敵です。
2階のベランダには、木枠を作り石を敷き詰めたものを設置しました。
水やりの際にベランダに水が流れるのを防ぐとともに、空間を仕切ることでフォーカルポイントができ、散漫に見えません。
ベランダは日当たりが強い場所ですから、日差しに強い植物を選びます。
また、水やりがあまり必要でない植物を選ぶと、管理が楽になります。
セダムなどの多肉植物は水やりが少なくてすみ、和洋選びませんので人気です。
葉っぱの緑が黒の茎に映える黒竹も、日当たりを好む植物です。
セダムを植えた容器や木枠の上の飾り柵に竹を使用することで、植栽と空間に統一感を持たせています。
こげ茶色と緑が、全体的にアジアのリゾートを感じさる仕上げになっています。
また、常緑の植物を選ぶことで、冬にも鑑賞を楽しむことができます。