1階のリビングから見るウッドデッキや、2階の寝室から見るベランダが、殺風景だと思ったことはありませんか？
ウッドデッキやコンクリートのベランダなどの土のない所でも、鉢植えを上手に使えば、こんなおしゃれな空間ができあがります。

以前は物置が日光を遮り、暗い印象の狭い庭でした。
開放的なスペースと明るさを取り戻すため、物置を撤去し既存の植物をまとまりある デザインにしました。
植栽スペースは自然石で囲み、それ以外は砂利敷きと石で舗装したので、草が生えにくく管理しやすい庭になりました。
植物をまとめたことでフォーカルポイントができ、視覚的にも開放感を感じられるようになりました。
お客様のご要望が実現したウッドデッキには、やさしい光が差し込みます。

庭を見て一番に目に飛び込んでくるのが、信楽で特別に作成した大きな水鉢です。
水滴が落ちるたびに、ゆれる水面が心を穏やかにしてくれます。
もともとあったものをすべて再利用することで、コストとゴミを削減しました。
それにより緑で覆われたタマリュウの築山に真っ白な白川砂利を使用し、大きな水鉢とのコントラストの妙を実現するという、
ちょっと贅沢感のある庭づくりができました。テーブルと椅子を置いたタイル貼りのテラスの色と、信楽の水鉢の色が同系なので、
洋風のテラスに和風の庭が違和感なく馴染んでいます。このテラスから見る庭は見事です。