工事仕様:自然石積み シルバープリペット フイリフッキソウ ティアレア
工事住所:桑名市
自然石を積み、その上にシルバープリペット、下にフイリフッキソウとティアレアを植栽した土留です。
写真の土留は、駐車場の3方を囲っています。土留に使用しているのは、自然石です。
この駐車場は敷地が広いのですが、様々な材を用い変化を付けています。自然石、枕木、砂利など、様々な素材なので、その素材が持つ色も様々です。色が多いと雑然としてしまいがちですが、それらが持つ色を含む自然石の土留で周りを囲むことによって、色をまとめ整然と見せています。
土留の上には、シルバープリペットの生垣を植えました。シルバープリペットは、細やかな葉に白い斑が入った、軽やかな印象の低木です。低いタイプの生垣によく利用されます。5月頃、白く細かい花を咲かせるので、葉だけではなく花も楽しめます。
土留の下には、フイリフッキソウとティアレアを植えました。フイリフッキソウは、地下茎がよく伸びて広い範囲に茂り、日陰でもよく育つので、グランドカバー向きの植物です。葉はへら型で革質、縁にはゆるいぎざぎざがあって不規則な白い模様が入ります。
ティアレアは、斑が入る葉に特徴があり、春に薄いピンク色の小さな花をたくさん付けます。日陰に強く、とても丈夫なので、植えっぱなしでも毎年花を咲かせます。どちらも非常に強い植物なので、駐車場などあまり手をかけられない場所に植えるにはぴったりです。
工事仕様:割栗石 四国化成 パレットHG スタッコ仕上げ(コテ) PTH-152 パナソニック LGW45020S LED6.7W シルバーグレーメタリック Onlyone ポスト ミルク レッド
工事住所:名古屋市緑区
お庭にダイナミックな景観を取り入れたい・・・。より自然な雰囲気のお庭にしたい・・・。そんな方に、芝生と割栗石を用いた土留めをご紹介します。
割栗石とは、岩を砕いて作る石材です。大きさは15cmから30cm程度で、厚さは5cmから15cmほどです。主に基礎工事において、地盤と基礎コンクリートをつなぐ役割として使われることが多い石材ですが、土留めための石積みや石張りにも使われます。
土留めというのは、斜面や段差の崩壊を防ぐために設置される構造物のことです。
ちなみに45度以上の傾斜の土留を石積み、それ以下の土留めを石張りと言うそうです。階段や石積みなどで段差をつけるより、斜面にして植栽などで土留をした方がより自然な感じのお庭になります。
写真のお庭は、法面(高低差を斜面で処理すること)に芝生を張り、ポイントとして割栗石を配置しています。
芝生の根が、法面の崩壊を防ぎ、土壌の流出を抑えてくれます。そこに、割栗石の土留をプラスすることで、より実用性が増すとともに、自然な雰囲気になります。曲線を描くように配置した割栗石が、お庭にリズムと動きを作り出しています。自然石にはダイナミックさや存在感があり、植栽とのコントラストが面白みを生んでいます。