工事仕様:LIXILビクロスフェンス
工事住所:名古屋市千種区
芝貼りのお庭の斜面に植栽を施し、シンプルなフェンスを設置しました。
設置したのはLIXILのビクロスフェンスです。ビクロスフェンスは、柱と横格子の組み合わせで、自由にデザインできるのが特徴のフェンスです。格子の本数も自由に決められ、クロスやななめ、互い違いの納まりにも対応します。
お庭を彩るデザインフェンスとしてはもちろん、景観の演出や間仕切りなど、様々な用途に使用でき、空間を演出してくれます。
幅の異なる半円と長方形の3種類の横格子と、高さの違う4種類の柱を組み合わせ、様々なパターンを作り出す事ができます。傾斜地やコーナーにも対応し、T字納まりや十字納まりもできます。また、長方形横格子を全面に取り付けることで、目隠しフェンスにすることもできます。色は、シャイングレー、オータムブラウン、ホワイトの3色から選べます。柱と横格子に、異なる色を選ぶこともできます。
写真のビクロスフェンスは、色はシャイングレーで、半円の横格子を三本上部に取り付けています。シンプルなデザインが、建物とマッチし、モダンな雰囲気になっています。
段差を作らず、斜面で高さを処理すると、お庭が広く見え、オープンな雰囲気になりますが、平らな面との区別がわかりにくく、お子様やお年寄りには危ない場合もあります。透かしが多いフェンスを植栽と組み合わせる事で、安全でありながらオープンな雰囲気のお庭に演出することができます。
工事仕様:LIXILディズニーファンクションポール、CB積意匠壁R仕上
工事住所:名古屋市緑区
玄関前に低木や高木を植栽し、ポーチのコンクリート階段の硬さをうまく隠すとともに、玄関周りにいろどりを添えています。
アプローチにカーブを付けたコンクリートブロック積の壁を設置し、奥行の少ない前庭の内と外とを上手に区切っています。
壁は高低差を付け、隠したい部分は高く見せたい部分は低くなるように設計しました。
緩やかな高低差が、コンクリート積の壁を優しい雰囲気に見せています。壁が途切れた部分が入口となりますが、左右の壁が繋がるように、途切れた部分は同じ高さとしました。壁の色は白とし、明るく圧迫感の無い壁にしました。
その入口脇に、LIXILのディズニーファンクションポールを設置しました。
ファンクションポールは、ポールの両側にあるスライド溝を利用して、サインやポストなどを任意の高さに取り付けることができます。
上には照明が付き、その下はインターホンになっています。
玄関周りに必要なものが、これ一つにすっきりと収まっています。
お気に入りのかわいいキャラクターが、玄関周りを素敵に演出し、住まいのワンポイントになります。白い壁に黒のポールが映え、おしゃれに見えます。壁に取り付けた、おそろいのミッキーのフックもかわいいですね。
工事仕様:ナツツバキ株立 H=2.0
工事住所:知多市
シンボルツリーとして、ナツツバキを植えたお庭です。
ナツツバキは、清楚な白い花、美しい樹皮、整った樹形などの優れた要素を持つ花木として、人気があります。
夏にツバキに似た花を咲かせることから、この名前が付きました。
春には新緑が美しく、夏には花が咲き、秋には紅葉し、冬には落葉するので、植えておくと四季を身近に感じられる木です。
樹皮がツルツルしていて滑らかな点も、鑑賞価値が高い木と言えるでしょう。
洋風にも和風にも合うため、シンボルツリーとしてお庭に植える方も多くみられます。日本原産種なので、栽培は比較的容易です。園芸的な改良はあまりされていないので、ほとんどが野生種そのものです。
植え付けは11月下旬から3月中旬が適期です。夏の高温期の乾燥に弱いので、株元をマルチングするのがおすすめです。
ほうき状に立った樹形が美しく剪定を嫌うので、剪定は重なった枝や枯れ枝を除く程度にします。手間がかからないのも、この木の魅力です。
写真のお庭は、玄関アプローチ脇にナツツバキを植えています。色味を抑えた玄関まわりに、ナツツバキの鮮やかな緑が彩りを添えています。家族の方はもちろん、訪れた人の目にも止まり、1年を通じて楽しんでもらえるシンボルツリーです。
工事仕様:宿根バーベナ
工事住所:名古屋市天白区
グランドカバーに宿根バーベナを使ったお庭です。
グランドカバーとは、装飾や雑草の繁茂を防ぐため、地表を覆う植物のことです。お庭を華やかに彩るだけでなく、雨の日の泥はねや、土壌の流出も防いでくれます。芝張りも広い意味では、グランドカバーの一種です。
このお庭で用いているバーベナには、耐寒性が弱く冬には枯れてしまう一年草扱いタイプと、耐寒性と耐暑性が強く毎年花を咲かせる宿根草タイプの2タイプがあります。
宿根草タイプは性質も強健で育てやすいのが特徴です。茎が立ち上がる高性種と、這うように広がるほふく性種があります。
サクラソウのような小さな花が集まりボール状に咲きます。開花期は春から秋と長く、花色は白、ピンク、赤、赤紫、紫、青紫と豊富なので、人気があります。
グランドカバーには、宿根草タイプのほふく性種を選びます。ほふく性種は自分で茎を伸ばし、そこから根を出して旺盛に広がっていきます。宿根バーベナは日当たりと風通しの良い場所を好むので、生育条件が合えば手間がかからず増えていきます。
植物を用いたグランドカバーは、バークチップや砂利敷きとは違った、華やかさと美しさがあります。少々手間がかかりますが、まずは宿根バーベナのように、開花期が長く育てやすい植物を選び、挑戦してみてはいかがでしょうか。
工事仕様:竹藤商店 木曽ゴロタ
工事住所:名古屋市名東区
花壇に使われている素材は、「木曽ゴロタ」という種類の石です。
これは御影石の種類のうちの1つであり、非常に荒々しく男性的なイメージを持っている粗目の石です。
また、床に使っている素材も御影石であるため、全体として、とても硬質的で無骨、男性性の強い玄関になっています。
工事仕様:割栗石 100?150敷 フッキソウ ツワブキ セイヨウイワナンテン‘レインボー’ キチジョウソウ ガクアジサイH0.4 オタフクナンテンH0.3
工事住所:岐阜市
「割栗石」は植物の下に使われている天然石で、「グリイシ」と言われることもあります。
不揃いで少し大きめの10?15センチ程度のものを使っています。色も黒?白と様々です。
ここで選ばれている植物はすべて、日陰でも育つものです。
日当たりのいいところには可憐な花を植え、日陰にはその雰囲気の暗さを和らげる意味でこのように緑を「差し色」にすることは大変有効です。