工事仕様:生垣 フイリマサキH1.2 布掛支柱
工事住所:名古屋市名東区
フイリマサキを生垣にしたお庭です。
マサキは、常緑の広葉樹です。排気ガスなどの大気汚染や、潮風などにも強く、耐陰性もあることから、生垣に利用されることが多い木です。
葉は、楕円形でギザギザがあり、光沢のある厚めの葉です。遺伝的要素により葉に斑が入ったものをフイリマサキと言います。葉に黄色い中斑が入るキンマサキ、葉が白く縁どられるギンマサキ、黄色い縁どりのベッコウマサキなどがあります。
強い剪定にも耐えるので、低い生垣や高い生垣、丸く刈り込む玉物仕立てなど、様々な形を楽しむことができます。夏に小さな花を咲かせ、秋には実をつけます。熟すと4つにはじけ、赤色の種が現れとても綺麗です。葉だけではなく実も楽しめる木です。
春と秋が植え付けの適期です。日当たりを好みますが、耐陰性があるので、半日陰でも充分育ちます。生長が早いので、年に2回ほど刈り込みをして、樹形を整えます。
春から秋にかけてが適期ですが、新芽の出る時期と真夏は避けましょう。また、実を楽しみたい場合は、開花前にも避ける必要があります。
写真のお庭は、外からの目隠しと、お庭から車を隠すように、フイリマサキを植えています。今は心もとなく見えますが、生長が早いので、じきに立派な生垣になってくれることでしょう。