工事仕様:竹藤商店 グレー御影 180*1200*50 白御影 300*600*25 バーナー仕上げ 三協 アルミ手摺 エトランポU2型 フロント笠木 グローベン プラ竹垣 黄竹
工事住所:名古屋市天白区
バーナー仕上げの白御影石を踏み面に、本磨き仕上げのグレー御影を蹴上に使用した、手すりのついた階段です。
バーナー仕上げとは、御影石の機械挽きした石材表面を1800?2000℃くらいのバーナーで熱し、石材結晶の熱膨張率が違うのを利用し、表面をはじき飛ばして凹凸をつくる仕上げです。自然な岩肌に近い仕上げが特徴で、階段の滑り止め効果も期待できます。また、本磨き仕上げは、切削した石材表面を粗い砥石から徐々にきめ細かい砥石に替えながら研磨し、表面をツルツルにする仕上げです。石質が密で硬度が高いほど美しい艶が現れます。同時に、艶の耐久性も向上します。
こちらの階段は、踏み面には滑りにくいバーナー仕上げの白御影を、蹴上には美しい艶のある本磨き仕上げのグレー御影を使用しています。実用的でありながら、美しさも兼ね備えた階段です。土留めに使用した自然石の風合いと、本磨きの艶の美しさが対比し、石の持つ重厚さが感じられます。階段上からは白御影が、下からはグレー御影が見えるのも、変化があっておもしろいですね。同じ石でも仕上げの違いで、こんなに表情が違うのが驚きです。
階段脇には手すりを設置し、御影石の階段をより安全に上り下りできるようにしています。滑りやすい雨の日にも安心して利用できる、家族みんなに優しい階段です。
工事仕様:竹藤 ヴィンテージレンガ
工事住所:名古屋市守山区
ありきたりの階段では物足りない・・・。お庭の主役になるような階段にしたい・・・。そんな方に、味わい深いヴィンテージレンガを用いた階段をご紹介します。
ヴィンテージレンガは、焼き窯などの炉やレンガ構造物を解体する際に出た廃レンガを、再利用するために分別したリサクルレンガです。何十年もの間、炉や建物を支えてきたレンガには、普通のレンガにはない風合いと味わいを持っています。
実際に使われていたレンガは、その耐久性と強度はお墨付きと言えます。
そんなヴィンテージレンガをたっぷりと使った階段。下から見ると、縦に並んだレンガの一つ一つの個性ある色味を見ることができます。
また、上から見ると横長にならべたレンガと、立てたレンガの両方が見え、レンガの配置の面白さを見ることができます。お庭を斜めに区切るように配置した階段は長さもあり、存在感があります。
存在感がある階段に存在感のあるヴィンテージレンガを使用することで、脇役にまわる事が多い階段をお庭の主役へと格上げしています。
ヴィンテージレンガには、以前使われていたいわば前世があります。どんな風に使われていたのだろうと、ノスタルジアを掻き立てる郷愁を誘う階段です。
工事仕様:塗仕上げ、アルミ手摺
工事住所:不明
コンクリートの上からモルタルを塗り、仕上げた階段とアルミ手すりです。
ここで、コンクリートとモルタルの違いを説明しましょう。セメント(石灰石を焼いたもの)に細骨材(砂)と水を混ぜたものをモルタル、モルタルに粗骨材(砂利)を混ぜたものをコンクリートと言います。
砂利を入れる事で強度が高くなるので、コンクリートは強度が必要な基礎や擁壁などに使います。モルタルは、強度が劣りますが滑らかなので、ブロックやレンガを積む時の接合材や、コンクリートの表面の仕上げなどに使います。
また、仕上げには、コンクリートを打った時に刷毛引きや金コテで仕上げるコンクリート仕上げと、コンクリートを打ったあと、モルタルで仕上げるモルタル仕上げがあります。
コンクリート仕上げは表面の剥がれや割れが少ないですが、精度の管理や施工性の難度が高くなります。モルタル仕上げは、管理が容易で施工難度も高くなく、美観に優れますが、剥がれやすく割れやすい欠点があります。
どちらの仕上げにするかは、施工面積、金銭面、施工性、完成度などを考慮し、決定することが大切です。
手すりは、転落防止と歩行補助を兼ねています。建物の窓枠や門、カーポートなどと色を合わせることで、統一感が生まれています。ブラックのシックな色味が場を引き締め、華奢なデザインが繊細さを感じさせる階段アプローチです。
工事仕様:新品国産 最高級品
工事住所:大府市
段鼻に枕木を使った、玄関ポーチ前の階段です。
枕木とは、もとは線路のレールを支える木のことです。枕木は防腐処理がされていて腐ることが無かったので、廃枕木を花壇やデッキなどのエクステリア資材として再利用されるようになりました。アンティークな雰囲気と優れた耐久性あり、日本でも人気の資材です。
現在では線路に木製の枕木を使用することが少なくなり、本物の国産枕木は希少価値が高く高級品となっています。ホームセンターなどでは、輸入品や擬似枕木などを扱い、高いものから安いものまで、選べる商品の幅が広くなっています。
この写真で使われている枕木は、国産の新品枕木の最高級品です。
日本国内で鉄道に使われる枕木は、厳しい基準で選ばれたものだけです。その基準をクリアーしているので、耐久性に優れていて、本物の持つ雰囲気が漂う枕木です。
一見シンプルですが、枕木が持つ重厚感が伝わってきます。一日に何度も踏みしめる階段ですから、シンプルでありながらも味のある枕木はまさにぴったりの素材と言えるでしょう。
自然石を無造作に積んだ土留と枕木の階段が、このお庭を自然味溢れる雰囲気にし、植えられた植物の緑を引き立てています。
工事仕様:ユニソン ソイルレンガ210 三協 マイリッシュA12型 09・12 LRU-01錠 トラッドパイン エトランポU1型 上部笠木納まり 2段笠木 サンシルバー モデア
工事住所:名古屋市名東区
ユニソンのソイルレンガを使った階段に、手すりを設置しました。毎日使う階段ですから、安心して使いたいですよね。急勾配の階段や、雨の日の滑りやすい階段も、手すりがあれば安全に上り下りできます。
工事仕様:自然石乱張り タマリュウ
工事住所:名古屋市瑞穂区
門から玄関までのアプローチに、自然石を乱張りした贅沢な仕上がりです。玄関は階段を上った先にあるので、階段にも自然石を乱張りしています。踏み面だけではなく、蹴上げ(立ち上がりの部分)にも張ってある…
工事仕様:三協マイリッシュ1型手すり
工事住所:名古屋市緑区
門扉まわりや玄関まわりなど、エクステリアには意外と段差が多くあります。
気候や天候に左右される屋外は、実は室内より危険がいっぱい。
雨の日には、タイル張りの床が滑り、2、3段の階段でも危ない事があります。そんな時、安全な歩行をサポートしてくれる手すりは、強い味方となってくれます。
手すりを設置することで、お年寄りやお子様、家族みんなや訪れた人に優しいアプローチとなります。
実用性が最優先の手すりですが、デザインにもこだわりたいですよね。
三協立山アルミのマイリッシュのマットシルバーは、無駄のない研ぎ澄まされたデザインで、スマートな印象の手すりです。耐久性に優れたアルミ製で握りやすく、実用性も兼ね備えています。
すっきりとしたラインがシンプルで主張しすぎず、ナチュラルな雰囲気のお庭に馴染んでいます。また、閉鎖的になりがちな玄関周りを明るく開放的に見せてくれます。
歩行者用補助手すりを屋外に取り付ける場合、要介護(または要支援)と認定されると、改修費用が介護保険の給付対象となります。詳しくは、各市町村の介護保険窓口に相談してください。
工事仕様:ユニソン クレモナストーン、名古屋モザイク シクラス
工事住所:日進市
クレモナストーンは非常に硬い石でできているため、歩きやすいことが特徴です。
クレモナストーンで作られたアプローチというのは、不安定感がありません。
女性がピンピールをはく場合などは、石畳の細かい段差などにつまずきやすいものですが、このような作りにすることで石の隙間にヒールが入り込むことなく、スムーズに足を運べます。
工事仕様:竹藤商店 丸太クレオソート塗布φ60
工事住所:日進市
「木を使った階段がほしいけど、中が腐らないか不安」
「雨や雪に負けない木を使いたい」
このようなご要望を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
天然木の丸太は屋外環境では数年で朽ちてしまいますが、事前に防腐処理をしておくことで住宅のエクステリア素材として利用することが可能です。
今回の事例では、直径60mmの天然木の丸太に、防腐剤の一種であるクレオソートを塗ることで耐久性を高め、長期にわたる利用を可能にしています。最近では樹脂製やコンクリート製の人工木を利用した丸太も存在しますが、ナチュラルな質感にこだわる方にはオススメの工法です。