
庭で遊んだり、歩いたりする人の動きに合わせてレンガや自然石で舗装デザインを考え、お庭全体のイメージポイントとしました。全体に敷いた化粧砂利敷は、お庭全体を明るくして花壇のデザインを引き立たせるだけでなく、雑草が生えてくるのを防ぐ役割もしています。
また、曲線が印象的な花壇には、ハーブ類を取り入れつつ目隠しとなる植栽を施し、花壇と花壇を植栽フェンスで繋ぎました。
やがて植栽フェンス全体にツルが広がり、隣地の景色をより緩和してくれることでしょう。
軒下には、濡れ縁を設置しました。夏には二階のベランダが、濡れ縁に心地よい日陰を作ってくれます。花壇の手入れの休憩や、お庭を眺めながらの夕涼みなど、庭で過ごす寛ぎのひとときがこの場所から生まれます。
このように、庭に腰掛けられる場所をつくると、庭で過ごす時間がより快適なものとなるのでおすすめです。日々の移ろいや、季節の移り変わりを感じることができるのは、お庭ならではではないでしょうか。
立水栓の水場と花壇の曲線を一体化させて庭のフォーカルポイントとし、庭全体の雰囲気を作り出しました。水場と花壇の曲線にはレンガを使用し、ナチュラルな感じに仕上げました。レンガの色調は色味を抑えたものを選び、化粧砂利敷と違和感なくつながるようにしました。偶然にも、隣地境界にもともとあった間知石土留が花壇の背景として溶け込み、素敵な仕上がりになりました。
花壇に沿って敷かれた敷石が、庭の床面にリズムを生んでいます。立って、歩いて、座って、それぞれの目線で庭を楽しむことができます。
濡れ縁の足元には乱型石を敷きました。レンガや敷石と色味を合わせ、統一感があるようにしています。
化粧砂利敷の中にアクセントを加えるとともに、水を使うなどの戸外での作業ができるスペースとなっています。
小さなテーブルを設置し、外でのティータイムを楽しむこともできます。
花壇に植えたハーブ類です。
ハーブ類はほとんど手入れがいらない上、料理やお茶などに使えるのが魅力です。
小さく可憐な花を咲かせるのもが多いので、ナチュラルな雰囲気の庭に合います。
また、近くを通るといい香りがするので、その香りにも癒されます。
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